学名 Echeveria secunda和名 七福神
流通名七福神
原種セクンダ(E.secunda)と、ヨーロッパで交配されたセクンダとギビフローラメタリカの交配種であるインブリカータ(E.imbricata)両方が日本では七福神と呼ばれ流通している。
比べたことがないので違いは分からないが、詳しい情報が出回ってないので、おそらく見た目で区別できるほどの違いはないのかもしれない。日本で流通しているものを調べてると葉が厚いものと薄いものがあるようだが、それも実際比べていないのでわからない。
原産地:メキシコ
生育型:春秋型
特徴:エケベリアの代表と言っていいほどの超人気種、みんな大好き七福神。管理自体他のエケベリアより簡単だと思っているが、ダメにしてしまう人が多いのも事実。地植えにすると結構大きくなる。耐暑性耐寒性もそれなりで、花壇などに植える人も多い。よく締まった株は美しく、もはや芸術。七福神という名前も縁起よさそうなのも人気の理由。
個人的に他のエケと違う特徴をあげるとするなら、根張りがすごすぎてすぐに根詰まりする。株の大きさからだいたいこのくらいだろうと思う鉢の二回りくらい大きな鉢に植えるとよい。鉢が大きければ大きいほど株も大きく育つ。成長も早い。
そしてとても子吹きやすいです。大きな株なら春だけで1株から子株が10株以上とれます。
管理:
春秋
成長期なので胴切りするならこの時期。この時期は水をあげた分だけ大きくなります。どんどんあげましょう。
春は意外と葉焼けしやすいので気を付けましょう。たとえ葉焼けしても3か月ほどで全ての葉が新たに入れ替わるほど成長が早いのであまり問題ないですが・・・。
成長期はどんどん上に伸びて茎立ちします。茎立ちした七福神もなかなか良い。
夏
夏にダメにしてしまう人が多いと聞くがあまり暑さに弱いイメージはなく、我が家では夏でも元気に育っている。梅雨で毎日雨でも雨ざらしでダメにすることもなく、むしろすくすくと成長している。南米原産ということもあり暑さには耐えるが夏の強光には注意。
冬
断水すると葉に厚みが出てまるで別物のような見た目になる。耐寒性が増し春まで水をやらなくても大丈夫だが、下葉が枯れが多く一回り小さくなるので、冬でも適度に水やりしたほうがいいと思われる。-3度くらいなら耐える。
冬に断水した七福神(春)
葉焼けした七福神