猫狂い多肉カフェ

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オウゴンオニユリの苗を買ってみた!

対馬の固有種であるオウゴンオニユリの2年生苗を買いました!

 

オウゴンオニユリオニユリの変種で、本来オニユリはオレンジ色の花が咲きますが、オウゴンオニユリは黄色の花が咲きます。

オニユリはムカゴから育てると咲くまで5年くらいかかるので、あと3年は花を見れなそうです。

 

ネットで個人栽培のやつを買ったので、咲いたら普通のオニユリでしたってのが怖いところ。送料込みで650円なので、普通のオニユリ買ったとしても安いですけども。

 

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ちょっと後ろとごっちゃになりそうだけど、手前にある黒ポットがオウゴンオニユリの苗。5本あったけど1本は地上部が枯れました。他のも成長より枯れが早くてやばそうな雰囲気…。

 

小さい苗ながら立派にムカゴを作ってるので、保険として採取して育ててみます。

 

さてここで、ムカゴ…ってなんだろう?と普通の人は思うはず。知ってたら物知り!

 

ムカゴとは植物の栄養繁殖器官の一つで、わき芽が養分を貯え肥大化した部分のこと。

と調べると書いてあります。

もしかしたらヤマイモのムカゴなら、食用になるので知ってる人がいるかもしれません。

 

さっきのオウゴンオニユリでいうと、葉っぱの付け根にえる黒くて丸いものがムカゴになります。

 

百合の多くは花が終わると種子が入った朔を作ります。熟すと朔が割れ、中の種子を飛ばして繁殖します。

が、オニユリは種子を作らずムカゴで繁殖します。ムカゴは上の説明の通り種子とは違いますが、大きな意味では種みたいなもんです。

植えるとムカゴから発芽発根します。

 

オウゴンオニユリオニユリ同様ムカゴ繁殖です。他にはスカシユリなどもムカゴを作ります。

 

近縁種にコオニユリがいますが、こちらは姿形がそっくりなのに種子繁殖です。

ちなみに食材のユリ根はコオニユリの球根です。コオニユリの他、オニユリヤマユリの球根も食べられます。

 

百合は増やし方がたくさんあります。種子とムカゴ以外にも、分球・鱗片挿し・木子で増やせます。

球根が大きくなると2つや3つに分かれます。これが分球。

球根の鱗片を土に挿すと、そこから根が出て球根が作られます。これが鱗片挿し。

百合は球根の上にも下にも根が出ますが、上根に小さな球根を作ることがあります。これを木子と言います。木子も植えると成長して球根になります。

 

ざっくり百合の説明するとこんな感じです。

うちではオウゴンオニユリヤマユリを育ててますが、ヤマユリのほうは花芽が出始めたので咲くのが楽しみですね!

 

百合は多肉植物と同じくらい好きなので、他の種類も買ってみたいです(*゚▽゚*)

 

ヤマユリとオウゴンオニユリの成長記録もつけてるので、そのうち記事にしたいと思います。

お楽しみに♪